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一級建築士製図試験の復元図面採点講習
10月17日に一級建築士製図試験の復元図面採点講習を受けてきた。まず最初に試験のポイントや解答例についての講議が行われ、続いて個人面談という流れ。

講議を聞くと、やっちまった〜、という箇所が一ケ所あった。さらに、ぜんぜん気付いてなかったんだけど(問題文を読んだ時はわかってたけど、解いてるうちに、意識から消え去っていた)、今年の出題は建ぺい率が結構タイトで、建ぺい率をオーバーしてしまっていた人が結構いたらしい。失格事項に該当する重要なポイントだ。ぼくもチェックしてなかったんだけど、エスキースがきれいにまとまっていたせいか、ちゃんとクリアーしてた。聞いた瞬間は、冷や汗が出たけど・・。

しかし、やっちまった〜、という箇所を読み落としたせいで、問題がすごく簡単にきれいに解けた。9割5分は正確に読み取れてるから、一ケ所くらい読み落したって、大勢に影響はない。少ない減点で最大限の作業の効率化が行われていたわけ。どうりでエスキスが終わるのが早かったわけだ。

採点は総合資格の採点基準に基づき、A、B、C、Dの四段階評価。クラスには60〜70人の生徒がいるんだけど、A評価はぼくひとりだった。おかげで、ちょっと調子に乗ってしまった。

だけど、先生は大丈夫とは絶対に言わなかった。JAEICとは採点基準が違うから、総合資格としてはなんとも言えないらしい。だから評価も、AとかBとか、あいまいで。そりゃそうだけど。

講議を受けてるころは、クラスの中でも中間ぐらいのレベルだったし、ずーっと向いてないと思いながらやってただけに、うまくいってよかった。複数年受験してる人たちは最初から手慣れてたものだった。つい一ヶ月前までは、二時間ぐらいでエスキスを終わらす人たちが宇宙人みたいに見えてたのに・・・。

最後の1週間はホントに伸びた。

一つの成功体験が次なる成功体験を生むと言うけれど、去年のコンペの成功体験は自分自身にとってかなり力になっていると思う。やればできるという自信と、高いモチべ−ションを維持し続けることができるのが一つ。これは大きい。そして、思考の技術がそれなりに身についているから、ある目標に対してどういうふうに考えてどういうふうに取り組むかということについて、うまく自分をドライブしていける。しかも、ある程度の確信を持ちながら。大学受験で惨敗をくり返してた自分に分けてあげたい。

なにはともあれ、とにかく、受かりますように!

12月21日発表。
by oh_hira | 2004-10-28 02:50 | 建築
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